京漆器 山田 源士

新型コロナウイルスのパンデミックの影響でどのような打撃を受けましたか?

コロナ禍に入るまでのお客様の7~8割が外国の観光客の方で、そのお客様たちがパタッと止まりましたので相当影響はありましたね。

前々からそういった外国人観光客の方々に京漆器を購入されるというケースは多かったんですか?

ここに移転した八年前から外国人観光客の方が急増しまして特に中国の方が多かったですね、いわゆる爆買いの時代でした。買うものは多種多様で日本人でもほとんど買わないような専門的なものを買いに来るお客様もいらっしゃいましたね。ただ日本人の茶碗離れが進む中意外にも茶碗を買う方は多かったです。私の推測ですが泊まられた料亭なんかで食事の時に茶碗が出て、観光客の方がそれを見て漆器を買いはるんじゃないのかなと思ってます。

外国の方に直接京漆器を販売する販路は今現在ありますか?

お話自体はありますが、漆器の特性上少し難しいんですよね。陶器でしたらそこまで傷まないんですが、漆器は紫外線で傷んでしまうので。メンテナンスが大変なので大体のお話はここで頓挫してしまいます。


最後にご自身の今後の目標を教えて下さい。

売り上げを上げることですね。お客様のニーズを拾い上げていって時代にあった商品を作っっていく、お客様の声を敏感に感じ反映させて新しい商品開発に繋げるというのが目標です。


インタビュー内容を一部改変し、簡略化させて頂いています。

象彦

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