漆器

漆器とは、漆が塗り重ねられ作られた器のことで、種類としては食器、箱、箪笥などがあり、アジア全体で作られていた。起源は古く縄文時代にまで遡り、出土した最古のもので9000年前のものになる。その漆器に蒔絵が使われるようになったのは平安時代からであり、その後様々な作家により色々な種類の装飾技法が開発され現在に至る。日本の漆器は海外にも輸出され、欧州の貴婦人を魅了した。今でもその漆器人気は根強く日本に訪れた海外観光客のお土産としてよく購入される。

  1. 京漆器 山田 源士
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