象嵌

象嵌には、かたどる、はめるの二つの意味を持ち、金工象嵌や木工象嵌などがある。特に金工象嵌の起源はシリアのダマスカスと言われており、飛鳥時代にシルクロードにて日本に伝わった。その後日本で独自に発展し、甲冑や重箱などで使用されるようになったが、現在は装飾品などにあしらわれる。金工象嵌は純粋な金、銀を使用しており、荘厳な見た目が今もなお人気である。

  1. 京象嵌 小野真嗣  増田あゆみ
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